フレデリック・ウォルムス(パリ高等師範学校)講演会(東京・京都)

ENS所長フレデリック・ウォルムスが来日し、下記の通り講演会を行います。

講演タイトル:Bergson, l’intelligence et la vie : perspectives contemporaines et internationales
講演者:Frédéric Worms(École normale supérieure – PSL)

日時:2026年4月21日(火)18:00~20:00
場所:日仏会館601室(東京)

ディスカッサン:平井靖史(慶應義塾大学)
司会:トマ・ガルサン(パリ・シテ大学、日仏会館・フランス国立日本研究所)
主催:日仏会館・フランス国立日本研究所
協力:Project Bergson in Japan

フランス語講演+日本語逐次通訳
事前申し込みが必要です。

ウェブサイト:https://www.mfj.gr.jp/evenement/bergson-lintelligence-et-la-vie-perspectives-contemporaines-et-internationales/?lang=ja

ベルクソンはAI(人工知能)についてどう思うだろうか。また、人々の生活に関わるこのようなテーマについての彼の思想は、なぜ今の時代に必要なのだろうか。それは、とりわけ日本における、この哲学者の国際的な再評価を裏付ける要因でもある。「知性」とは、ベルクソンによれば、「人間の思考」であり、生から生まれるものでありながら、その数学的、技術的、そして本質的に「人工的」な構造によって生から離れていくものである。よって、形而上学的な観点から知性は「直観」によって超えられなければならない。「閉ざされた」社会にではなく「開かれた」社会に、戦争ではなく平和に役立つものでなけれればならない。このように、ベルクソンの思想は、現代のあらゆる課題と交錯するのである。

本講演では、ベルクソンの哲学思想を紹介し、それを現代の課題に当てはめ、今日の世界規模のあらゆる知的・科学的挑戦に応えるために、「批判的生命主義」と私たちの呼ぶものへとベルクソン思想をどのように変容させるかを検証することを試みる。

_______

講演タイトル: L’urgence du vitalisme critique(「批判的生命主義の緊急性」)

日時:2026年4月22日(水)16時~18時30分
場所:京都大学時計台記念館2階 国際交流ホール
   (https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y)

司会・通訳:藤田尚志(京都工芸繊維大学)
使用言語:フランス語(講演原稿の日本語訳配布有り)
主催:京都大学文学研究科宗教学研究室/PBJ (Projet Bergson au Japon)

この度、Frédéric Worms氏(パリ高等師範学校教授・校長)の講演会を京都大学で開催することになりましたので、お知らせいたします。ヴォルムス氏はベルクソン研究の第一人者として長らくこの分野を牽引し、今日の国際的な活況の礎を築きあげてきました。また、ベルクソン研究を起点として、生(命)や生き物という視座から、ケア倫理を始めとして、倫理的・政治的な問題に関わる仕事も数多く著しています。そうした中で、自身の哲学的立場を「批判的生命主義(vitalisme critique)」の名のもとに集約し、展開しようとしているところです。今回の講演は、この語に託された哲学的意味と射程を開陳するものであり、生にまつわるあらゆる意味での「緊急性(urgence)」に面して思索しつづけるヴォルムス哲学の面目を伝えるものとなるはずです。多くの方々のご来場を心待ちにしています。

*問い合わせ先: 杉村靖彦(京都大学) sugimura.yasuhiko.2v@kyoto-u.ac.jp

タイトルとURLをコピーしました