【Nouvelles perspectives sur la réalité de l’affectivité/情感性研究会】
日時:2024年2月12日(月) 11時30分~18時00分
場所:京都大学文学部校舎1階 第1講義室
プログラム
11時30分~12時30分
笠松和也(日本学術振興会特別研究員PD)「自己感知の本源性の起源について」
14時00分~18時00分(フランス語使用 通訳・翻訳配布あり)
特別シンポジウム
【提題者】ポール・オーディ/米虫正巳(関西学院大学)/村松正隆(北海道大学)
Masataka Muramatsu : Philosophie henryenne comme exercice spirituel 「精神の修練としてのアンリ哲学」
Masami Komemushi : L’affectivité trans-subjective 「超‐主観的な情感性」
Paul Audi : La « réalité » du sentiment selon Michel Henry 「ミシェル・アンリによる感情の『実在性』」
【ポール・オーディ氏 講演会】
Compassion et affectivité 「同情と情感性」
日時:2024年2月14日(水)16時30分~18時30分(フランス語使用 通訳・翻訳配布あり)
会場:成城大学8号館 3階 831教室
ポール・オーディ(Paul Audi)
1963 年レバノン生まれ、75 年フランスに帰化。高等師範学校を卒業後、パリ・ソルボンヌ大学にジャン=ジャック・ルソーに関する論文を提出し、博士号を取得。ミシェル・アンリの哲学に影響を受けつつ、美学=感性論と倫理の交差において創造的生の意味を思考してきた。ルソー以外にも、ニーチェ、マラルメ、ラカン、ロマン・ガリーなどに関する著作がある。近著に『自由・平等・単独性――遺産としてのルソー』(2021)、『厄介なアイデンティティ』(2022)、邦訳としては川瀬雅也訳『ミシェル・アンリ――生の現象学入門』(勁草書房、2012 年)が刊行されている。
主催:科研費基盤研究(C)「出来事と実在性の現象学に関する日仏共同研究」(20K00046)
共催:科研費基盤研究(C)「情感性概念の応用的拡張——アンリ哲学研究の新展開」(23K00008)
問い合わせ先:伊原木(ibaragi.daisuke[at]gmail.com)まで ※[at]の部分を@に換えてご連絡ください。