2024年春季大会@東京大学駒場キャンパスのプログラムが決定しましたので、お知らせいたします。
東京大学駒場キャンパスでの対面方式を軸としつつ、オンライン(ZOOM)とのハイフレックス式にて開催いたします。また、昨年秋から再開された懇親会も開催いたします(基本的に事前予約制)。みなさまにおかれましては、ご無理のない範囲で、会場での参加、あるいは、オンラインでの参加をどうぞよろしくお願いします。
現地での対面参加の場合、大会当日、そのまま会場にお越しください。
オンライン参加の場合、ZOOMミーティングのURLや注意事項などについては、大会の一週間ほど前にメールで全会員にお伝えします。連絡を確実に行うため、メールアドレスを事務局に伝えていない方、または変更のある方は、学会ウェブサイトの変更申請フォームhttps://sfjp-web.net/admission/にて入力を御願いいたします。
【2024年春季大会プログラム】
日時:2024年3月23日(土) 場所:東京大学(駒場キャンパス)5号館
形式:対面+オンライン会議
一般研究発表 9:00-12:40
発表時間帯 ①9:00-9:40 ②9:45-10:25 ③10:30-11:10 ④11:15-11:55 ⑤12:00-12:40
名前に*の付いている発表者はオンラインによる発表。
第1部会 5-525教室 (司会:①②鈴木泉、③④中原真祐子、⑤合田正人)
① 田村歩 デカルト自由意志論と最善の説明への推論──自由か摂理か② 渡智一郎 スピノザ政治哲学の個体論的解釈 →キャンセル
② 野瀬彰子 ベルクソン『創造的進化』における目的論と自由
③ 磯島浩貴 「知性」を巡るジェイムズとベルクソンの割れ目──W. B. ピトキンによる批判とベルクソンの応答を手がかりに
④ 田中優一* ジャンケレヴィッチにおける自己措定と創造の問題
第2部会 5-516教室 (司会:①②③井岡詩子、④⑤酒井麻依子)
① 林宮玉* 不可能なものの乗り超え──バタイユとラカンの享楽をめぐって
② 宗政孝希 バタイユにおける東洋思想と哲学
③ 中田和希 シモーヌ・ヴェイユにおける母の受肉
④ 柳瀬大輝 後期メルロ=ポンティにおける主体の位置づけについて──マルブランシュへの言及を手がかりとして
⑤ 鳥居千朗 メルロ=ポンティ政治哲学の航跡──『ヒューマニズムとテロル』の超克不可能性について
第3部会 5-517教室 (司会:①②渡名喜庸哲、③④近藤和敬)
① 山下雄大 まだ見ぬ民衆の形象──「『社会主義か野蛮か』のエピゴーネンたち」におけるフランス革命
② 安藤歴 ジャン・ボードリヤールにおける「政治的なもの」の根源的「無規定性」について
③ 小林徹 同時性と戯れ──レヴィ゠ストロースの構造概念
④ 上野隆弘 ダゴニェと科学人類学
第4部会 5-518教室 (司会:①②小倉拓也、③④桐谷慧)
① 田中佑樹* ガタリのサルトル主義──実存的カオスモーズ
② 浅野雄大 リオタールのカント解釈における触発の問題──ハイデガー『カント書』を参照項として
③ 竹下涼 アガンベンはデリダをいかに引き受けたのか──アガンベンによるデリダ批判の再検討
④ 木村稜 生死の差延──ジャック・デリダによる〈死の欲動〉概念の脱構築
休憩 12:40-14:00
理事会(5-525教室にてハイフレックス式):12:50-13:40
シンポジウム 14:00-17:30 5-525教室
「カントとフランス哲学──「自己触発」概念の現象学的展開とその諸相」
カント生誕300年をきっかけとして、カント哲学に発しハイデガーを経由してフランス哲学において様々な形で受容され展開された「自己触発」概念について、あらためて着目し、カントとの連続性の中でこの概念が持つ現象学的射程と意義に光を当てる。
14:00 宮﨑裕助(専修大学)シンポジウムの趣旨の説明
14:15 中野裕考(お茶の水女子大学)「カントにおける「自己触発」概念の展開」
14:55 長坂真澄(早稲田大学)「『純粋理性批判』第二版に依拠するカント自己触発論の現象学的展開」(仮)
休憩
15:45 澤田哲生(東北大学)「触発と構想力:マルク・リシールによる『判断力批判』への現象学的アプローチから」(仮)
16:25 全体討議
懇親会 18:00-20:00 生協食堂2階
会費 5000円/学生・院生・非常勤職 2000円
基本的に事前予約制。下記のフォームから入力を御願いします。3/10〆切。
https://docs.google.com/forms/d/1p8bW8qlaaYRyRQwEiA0z4pDmTAuci-IRZi_G4Y39nf8/