2025年 櫻田裕紀「理性の声はいかなるトーンで呼びかけるのか──デリダのカント読解における「語調」の問題への試論」
2024年 福井有⼈「出来事・場所・霊──ミシェル・ド・セルトーにおける「発話⾏為」の概念について」
2023年 濱田明日郎「中後期ベルクソンにおける「創造」概念の追跡(1907-1914)──『道徳と宗教の二源泉』に至るベルクソニスムの心理学的解釈の試み」
2022年 榮福真穂「『省察』の観念説における質料形相論」
2021年 山野弘樹「歴史とフィクションはどこで交叉するのか──リクール『時間と物語』における「歴史記述」論の批判的再読解──」
2020年 西川耕平「ドゥルーズのカフカ解釈の変遷とその意義──法にまつわる分析を中心に」
2019年 小川歩人「『幾何学の起源』「序説」における「文学的対象の理念性」の在処」
2018年 小倉拓也「ドゥルーズにおける「可能的なもの」の概念再考──最初期論文群から晩年までを貫くものとして」
2017年 岡嶋隆佑「ベルクソン『物質と記憶』におけるイマージュ概念について」
2016年 上尾真道「ラカンとストア哲学 : あるいはドゥルーズ『意味の論理学』との距離」
2015年 今井悠介「思惟における分離可能性と区別──近世スコラとデカルトの区別論──」
2014年 平石晃樹「《 L’ontologie suppose la métaphysique 》 : l’ontologie lévinassienne dans Totalité et infini」
若手研究者奨励賞
