ワークショップ「脱構築の複数性」

ワークショップ「脱構築の複数性」

開催日時:2023年9月23日 14:00〜18:00
開催場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム(対面)
     Zoomウェビナー(オンライン)
参加申込フォーム:https://forms.gle/sircbvCTuCehnB5h8 (※対面/オンラインいずれも要登録)

企画趣旨
 フランスでは1970年代から、それまでの実存主義や構造主義の理論とは異なる「脱構築思想」と呼ばれる思想運動が登場する。しかし、この運動は一般にデリダを中心とした思想潮流と見なされることもあり、脱構築思想についての研究は国内・国外を問わず、デリダ研究に閉じる傾向がある。そのため、脱構築思想の拡がりを捉えるためには、デリダとは異なるさまざまな「脱構築」という言葉の使用の多層性に目を向ける必要がある。
 このような問題意識から、本ワークショップではさまざまな脱構築思想の思想家に光をあて、フランスにおけるハイデガーやベンヤミン受容も考慮しながら、デリダに囚われることのない多様な脱構築思想のありようについて議論を深める。

登壇者(敬称略・発表順)
発表者:松田智裕、桐谷慧、伊藤潤一郎、横田祐美子、ファヨル入江容子
司会:亀井大輔

プログラム
14:00-14:10 開催趣旨説明
14:10-14:35 松田智裕「出会ったことは一度もない――「脱構築」をめぐるグラネルとデリダ」
14:35-15:00 桐谷慧「「脱構築の脱構築」について」
 休憩(10分)
15:10-15:35 伊藤潤一郎「子どものいない脱構築」
15:35-16:00 横田祐美子「エッセイの身体――エレーヌ・シクスーから出発して」
16:00-16:25 ファヨル入江容子「ヤヌスの双面――アンビヴァレンスをめぐるサラ・コフマンのフロイト読解」
  休憩(10分)
16:35-17:00 登壇者同士での議論
17:00-18:00 フロアに開いての議論

主催:立命館大学間文化現象学研究センター
科研費基盤B「20世紀フランス思想におけるハイデガーとベンヤミンの受容史の解明」
https://www.ritsumei.ac.jp/research/ihhss/events/article.html/?id=129

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